よくあるご質問では、エコレールマークに関する疑問について詳しく解説します。
エコレールマークとは、環境にやさしい鉄道貨物輸送に取り組んでいる企業や商品であると認定された場合に、商品やカタログ等につけられるマークです。
鉄道貨物輸送は、トラックに比べ二酸化炭素排出量が約1/11と、環境負荷の少ない輸送モードですが、鉄道貨物輸送にシフトする企業の取り組みはなかなか認知されにくいのが現状です。そこで、商品やカタログ等にその取り組みが表示されることにより、消費者と企業が一緒になって取り組みを進めていくようになることを目的としています。
 エコレールマークは、企業単位または商品単位で一定の基準以上鉄道貨物輸送を使っている場合に認定を受け、使用することができるようになります。
 鉄道貨物輸送の定期的利用に取り組んでおり、かつ、原則として、一般消費者向けの商品の製造を行っている企業を対象とし、500km以上の陸上貨物輸送(鉄道+トラック)において、企業単位の場合は15%、商品単位の場合は30%以上の鉄道利用がある場合に認定を受けることができます。
 認定を受けた後、エコレールマークをつけられる媒体は、
(1)商品での認定では、その商品のパッケージ(個包)、外装(段ボール、ケース)、あるいは広告・カタログ等で、その商品に関する部分など
(2)取組企業での認定では、その企業の案内パンフレット、環境報告書、ウェブサイト、あるいは商品カタログ等で、企業全体の取り組みの説明に係る部分などです。
 商品で認定と取組企業での認定では、エコレールマークを表示できる対象はまったく別であり、例えば商品での認定のみで、企業全体のイメージを表す媒体には使用することはできません。
 なお、エコレールマークおよびその図形は、鉄道貨物協会の商標です。使用契約者(認定された企業)以外の方は、エコレールマークを使用・表示することはできません。
 平成18年2月24日開催の「第5回エコレールマーク運営・審査委員会」において、「エコレールマーク事業実施要領」が改正された結果、「一般消費者向けの商品の製造を行っている企業」以外の企業であっても、エコレールマークの目的を理解し、エコレールマークの積極的な表示を通じて、消費者への理解を促すための使用が予定されている場合など、制度の趣旨に照らし、運営・審査委員会が適当と判断する場合は認定対象企業とすることになりました。
 また、500km未満の陸上貨物輸送も加えた「全陸上貨物輸送」であれば基準をクリアする場合にも、認定対象とすることになりました。